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noteのみんな

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noteで働く仲間の、お仕事noteや社員インタビュー、イベントレポをまとめるマガジンです。
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記事一覧

ポートフォリオって必要ですか? 〜採用フローから消したポートフォリオの話〜

こんにちは、noteのCDOの宇野です。 今日は、note社のデザイナー採用において、ちょっと思い切った意思決定をしたので、それについて書いてみます。 それは、デザイナーの採用面接時に、ポートフォリオの提出を必須としないことです。 ポートフォリオってなんのためにあるんだっけ?ひとくちに「デザイナー」といっても様々な職種がありますが、そのほとんどの方がポートフォリオを一度は作ったことがあると思います。まだプロとしての仕事をしていない方でも、入社時にポートフォリオの提出を求

noteに入って2年経ったデザイナーの話

noteに入社して、はや2年が経ちました。入社してからやっていることは日々目まぐるしく変化しています。 変化しすぎて「最近何してるの?」と聞かれた時答えにくくなってきたので、2年間何をしていたのかざっと書き出してみました。最近退職されたさわさんの記事をリスペクトしつつ… 色々なことをやらせてもらえて、毎期刺激的で面白いです。 プロダクトデザインここが私の主業務になります。noteのデザイナーは基本的にチームに一人で配属されるので、最初の3ヶ月間のオンボ期間?の後は基本的に

noteが10周年をむかえました。

noteは2014年の4月7日にサービスを開始しました。 本当に多くの人に使っていただいていて、関わってくださったすべてのみなさん感謝しています。ありがとうございます。現在のユーザーID数は700万超、投稿された記事の数も4000万を超えています(くわしい数字は近日中に発表します)。 この機会に、あらためてなぜこのサービスをつくろうと思ったのかを書いてみます。 ぼくはもともと出版社で編集者をしていました。 編集者の仕事は、作家のものづくりを手伝う仕事とよく言われます。

30歳で学び直しをしたら、今まで知らなかった新しい自分に出会えた

2024年3月、働きながら通っていた大学院を卒業しました。2年間とは思えないくらい本当に濃かった…! 私自身、通うかどうか悩んでいたとき、いろんなnoteを参考にさせてもらいました。なので私も、なぜ今通おうと思ったのか、実際に通ってみてどうだったかを自分なりに書いてみます✍️ どこに通っていたのか早稲田大学 大学院経営管理研究科 夜間主プロフェッショナルコース。入学と同時にゼミに所属するコースで、私は川上智子教授のマーケティングゼミに在籍していました。 なぜ通っていたの

ブログ20周年のタイミングで、Yahoo!ニュースに「オーサー部門特別賞」をいただきました。皆さま、ありがとうございました。

このたび、Yahoo!ニュースエキスパートにおいて実施されたベストエキスパート2024において、オーサー部門の特別賞として表彰していただきました。 実は今年が私がブロガーとして活動し始めて、ちょうど20周年の年になるのですが、そんな年にこうやって表彰いただけて本当にありがたいです。 私自身、これまで「アルファブロガー」とか、Web人大賞とか、アワードを表彰する側の企画や審査員はいろいろさせていただいたのですが、個人でブロガーとして賞をいただくのは初めてだったので、素直に心

AIとブランドを作る。UXライティングにAIを活用する方法

今回のテーマは、「どのようにブランドを守りながら、UXライティングでAIを活用しているのか。」というところです。 note社では、社内のさまざまな領域でAIを活用しています。 これらAIを活用していますが、AIで全自動で作成してはおらず人とAIが協業しながらやっています。 色々この辺り試している中で、個人的に考えているAIとうまく協力するポイントである「できることを分類しておく」ということと「ブランドを守る」の2点について今回はまとめたいと思います。 1 分類して使い

「誰もがつかえる」を目指す、noteのイラストシステム設計の裏側

2024年3月13日に開催されたFigma Japan2周年記念イベントTHE WAYS WE WORKに登壇しました。本記事は「誰でもつかえる」を目指す、noteのイラストシステム設計の裏側」というテーマでお話させていただいた内容です。 noteのイラストシステム「JOY」とは?2024年3月13日、noteのイラストシステム『JOY』を発表いたしました。 この「JOY」という名称には、誰もが楽しく、楽にイラストを作成できるように、という想いが込められています。 イラ

チームビルディングで行ったバリューズカードが予想以上に良かった件

先日、チームメンバーが集まるオフサイトでバリューズカードというものをチームビルディングの時間にやりました。予想以上に発見と学びが多かったのでまとめておきたいと思います。 ルールは簡単。トランプのように5枚の価値観カードが配られ、プレイヤーは山から一枚引くか、捨てられた山から一枚取り出して、一枚を捨てるというシンプルなもの。 各プレイヤーの手札は見れないようになっていてどんなカードが残っているかは分かりません。ほとんどのカードは場に出ますが、一部、他のユーザーがずっと持って

特別休暇の振り返りレポート

2022年9月に発表したnoteの4つの人事制度パッケージ。これまでにはなかったたくさんのサポートが増えました。 このnoteでは、導入から1年半を迎えた「シックリーブ」「大切な人のケア休暇」について、定量的な振り返りをしながら利用の傾向などをシェアできればと思います。 制度のおさらいまず、なぜ2つの休暇が新たに作られたのか、改めて目的をおさらいしましょう。 労務の浦田さんのこちらのnoteにくわしく書かれていますが、 「もっと働きやすく、もっと成果を出す」を目指すにあた

社内LT大会で賞状を送れるようにした

こんにちは。最近、親知らずを抜歯して心に余裕が無い日々を過ごしてます。 本日、2024/02/29に社内でLT大会をすることになったので、その発表資料になります。 先日、同僚のmegayaさんに技術記事何かない〜?って聞かれまして、なんやかんやあってLT大会を開催することになり、自分も発表することになりました。 初回だけじゃなくて、今後もゆるく長く続いて欲しいなと思い、発表者やスポンサーに何かしら還元できる仕組みが作れないか考えました。 無難に賞状でいいか と思いま

「どうせ誰かすでに書いてる内容だし…」と筆が止まっていた3年前の自分へ

「今noteで書いてる内容、間違いを指摘されたら怖いし、自分よりスゴイ人が既に書いてるし……自分が書いても意味ないよなぁ……」 新卒の時、そんなことを考えてnoteを書く手が止まることが多々ありました。 元々SNS発信も苦手だった僕ですが、執筆スタンスを「正しいノウハウを書く」から「自分の体験を書く」に変えることで、noteやSNSでの発信が続くようになりました。 僕自身、発信を続けてるおかげでいいことがたくさん起きてます。 自分の仕事を社内に知ってもらえたり、同僚に

CISSP試験に合格しました

昨年から人知れずひっそりと取り組んできたCISSPという資格の試験に、先日無事合格しました。受験にあたっては先達の合格体験記を参考とさせていただき、また、励まされてきたこともあり、僕も実際に取り組んだこと、思ったことについて書き残しておきたいと思います。 なお、試験内容はNDAで秘匿されているため、「どんな問題が出たか」に関しては言及しません。あくまで、個人的な活動と感慨を綴った文章であることにご留意ください。 ちなみに公式トレーニングは受けておらず、書籍を中心とした独学

Slackワークフローで効率化するデザイン制作プロセス

こんにちは、noteのコミュニケーションデザインチームで働いているデザイナーのiguchiです。組織が変更され、noteのプロダクト以外のビジュアルデザインやブランディング面を担当していたメンバーが「コミュニケーションデザイン」いわゆる「コムデ」というチームで本格的に動き始めたのは最近です。チームはCDO、イラストレーター1人、デザイナー1人の3人で構成されています。 少人数体制デザインチームの生産性を高める、自動化ワークフロー インハウスデザインチームは、社内ならではの

好きなものを好きでいられた1年だった

「好きなものを好きでいられた、一年だった」 私が行っているヨガスタジオでは、ヨガのレッスンの冒頭3分「小噺」の時間があり、先生が、日常生活で感じたことや思ったことをシェアしてくれる。 この言葉は年末、レッスンを受けた時に先生が言っていた言葉。 ヨガが好きで仕事にしたけれど、仕事となると好きな気持ちだけで乗り切れるものばかりではない。そんな中でも、受ける仕事を選んだり、時にはチャレンジしたりして、ずっと好きでいられた。それは一見普通のことかもしれないけれど、実はとても大事