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面接で言われた「正直厳しい」。それでも入社を決めたエンジニアの成長への意欲

note が日々変化しているのをご存知でしょうか。有料記事をプレゼントできるようになったり、記事のカテゴリが増えたり、マイページのQRコードを生成できるようになったり。年間100件以上の機能カイゼンがおこなわれています。

ほかに、大規模な新機能の開発ももちろんおこなわれています。さらに、11月25日にはnote のサービスURLをnote.comへ移行する一大プロジェクトもありました。

こうした変化はすべて、「だれもが創作をはじめ、続けられるようにする」ためのもの。ユーザーがnoteを使いやすいように、クリエイターが創作を続けられるように、みなさんのご意見に耳をかたむけながら変化を続けています。

noteは小さなカイゼンから大規模な開発まで常に並行して走る、成長途中のプロダクトなのです。

今回の#ピ社のひとびとで紹介するのは、そんなnote のエンジニアとして10月にピースオブケイクに入社した澁澤さん。彼は前職のエンジニアチームを、とても居心地のよい組織だったと言います。それでは、なぜ彼はピースオブケイクへの転職を決意したのでしょうか。そこには、クリエイターに対する敬意と、エンジニアとしての成長への意欲がありました。

澁澤 史哉(しぶさわ ふみや)
note:@sunakujira/Twitter:@smartponzu
サーバーサイドエンジニア
新卒で電子部品の専門商社に入社。退職後はワーキングホリデーで海外生活を送り、帰国後プログラミングの勉強をスタート。ウェブマーケティング会社のベーシックでカスタマーサポート、エンジニアとキャリアを重ねる。2019年10月より現職。

居心地のよいチームから「正直厳しい」チームへ

ーー澁澤さんは2ヶ月前の入社ですね。面接のときのことって覚えていますか?

もちろんです。とくに最終面接のことはよく覚えています。CEOの加藤さんとCTOの今さんに、「正直厳しい」って言われましたから。

ーー厳しい?何がでしょうか。

自分のスキルでは、ピースオブケイクのエンジニアになるのは厳しいってことですね。

面接のときに、エンジニアとしての自分のレベルを伝えたんです。すると、自分みたいな基本的なことはできるけど経験値が足りないフェーズのエンジニアの採用は、前例がないと言われました。ベンチャーでプロダクトの立ち上げ経験があったり、マネージャーやテックリードを担ってきたりしたような、経験豊富なエンジニアばかりのチームだからきついと思いますし、覚悟が必要ですよと。

ーーストレートに伝えられましたね。澁澤さんはどう感じましたか。

いや、大歓迎だと思いました(笑)

これは自分のエゴですが、「つよつよエンジニア」しかいないなんてレベルアップしていくにはこの上ない環境じゃないですか。つよいひとたちと仕事をすればそれに引っ張られて自分もつよくなるという考え方を持っていたので、すばらしいと思いました。

それに、noteのような未完成のプロダクトの成長スピードに追いつくためには、必要な機能をタイムリーにリリースしていくスピードと技術が求められます。それに耐え得るつよいメンバーが必要なんですよ。

ーー入社して、実際エンジニアチームの印象はどうですか?

想像どおり、経験豊富なエンジニアの集まりです。みなさん自走してやっているし、自分なりに解を出せるひと。あと、タスクのひとつひとつがことごとく難易度が高いのですが、みんな粘り強いんですよね。なんというか……「なんとかするマン」の集団です。

noteのサービスURLをnote.comに移行したのも、ひとつの象徴的なできごとです。想定し得る数多くのリスクを洗い出して、粘り強く長い時間をかけて解決策を議論していったようです。

一方で、組織としてはまだまだ未完成な部分があるのかもしれません。みんな自走しているからこそ、だれかがだれかを育成するという教育体制も必要ではなさそうですし。ですが、たとえ未完成な部分があったとしてもそれに対して不満を言うのではなく、みずからカイゼンの提案をすることが大切だと思います。「評論家」になってしまうと働きにくいかもしれません。

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たとえば、だいぶ昔に書かれたコードって仕様が複雑で、しかも当時のことを知っているエンジニアがいなかったりもして、だれに聞いたらいいかもわからないことがある。じゃあどう解決するか。自分はそういう次のアクションにつながる思考が好きです。

ーーたしかに、澁澤さんはSlackや会議でも積極的に提案をしていますよね。澁澤さんがつくったSlackの#outputチャンネルでも多くの社員を巻き込みながら自己研鑽をしているのが印象的です。

ありがとうございます。ピースオブケイクのエンジニアチームには、他社ではマネージャーやCTOクラスだった人たちが数多くいます。自分は技術面ではまだこれからかもしれない。それでも、チームに貢献できるような提案はすべきだし、それができる風通しのよさがあります。

大好きなクリエイターに創作活動を続けてほしかった

ーーつよいエンジニアたちが自走する、未完成な組織。厳しい環境にみずから飛び込むことができたのはなぜでしょうか。

エンジニアとしての成長意欲だけでなく、プロダクトの先にいる「応援したいひと」への想いがエネルギーになっているんだと思います。前職のプロダクトでは「お客様」と、自分の「応援したいひと」が実は一致していなくて、それに気づいたときすぐに転職を決意しました。

ーーどんなタイミングでしたか?

エンジニアとして基本的なことができるようになって、視野が広がってきたころです。はじめは技術を身につけるのに必死で手元ばかりを見ていたのが、プロダクトの先にいるお客様まで見渡せるようになって、自分はだれのために働くのだろうと考えるようになりました。

そこでようやく、「自分のつくったプロダクトがだれを応援するものなのか」が自分にとって大事なんだと気づいたんです。その後、自分が応援したいひとってだれだろう、どんなプロダクトを手掛けたいだろうと考えていました。

ーーそれが「note」だったと。

はい。自分が応援したいひとって創作活動をするひとたち、つまりクリエイターだったんです。これまでの人生、クリエイターになんども救われて、励まされてきました。マンガもアニメも映画も本も大好きなんです。号泣するような体験も何度もあり、ひとの心を大きく動かす創作ができるクリエイターを尊敬しています。

でも、一方で、自分たちが見えていないところにも、もっとたくさんのすばらしいクリエイターがいるんじゃないかと思うんです。彼らの中には「だれにも見てもらえない」とか「作品を買ってくれるようなファンに出会えない」とか、そういった理由で創作活動を断念してしまうひともいるかもしれません。

自分も大好きなクリエイターに感謝のきもちを伝えたくて、作品のレビューを書いたり、Twitterで感想を書いたりしていたのですが、個人の支援には限界があります。インターネットがあるなら、もっと多くのクリエイターが創作活動を続けられる状況をつくれるんじゃないかと思っていました。

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ピースオブケイクは、まさに企業として「クリエイターが創作を続けられる仕組み」をつくっていこうとしています。当社のミッション「だれもが創作をはじめ、続けられるようにする」を知ったとき、いままで自分がやりたいと思っていたことをやっているひとたちがいる!と共感しました。ピースオブケイクでなら、自分が応援したいと思うひとに届くプロダクトをつくることができると。

つよいエンジニアとは「なんとかするマン」だ

ーー今の業務内容を教えてください。

今はnoteとcakesの会計システムを担当しています。売上管理をどうデータベースに記録するか、という部分です。サービスの信頼に関わる部分ですし、ひいてはクリエイターがより安心して創作を続けられるようにするための土台ともなります。

他にも、ピースオブケイクのサーバーサイドエンジニアは、新しい機能に必要なテーブル設計や既存ページのリクエストの処理速度を向上させる施策などを担います。

エンジニアの組織については、CEOの加藤さんとCTOの今さんの記事に詳しく書かれています。

ーーピースオブケイクで働きはじめて、澁澤さんもつよくなりましたか?

成長したかどうかを自分で判断するのってちょっといやですけど、このチームにいるからには自分も「なんとかするマン」であろうとはしていますね。まわりのみんなの力を借りながらですが、なんとかする、切り開こうとする思いでいます。

技術面でいうと、数年前に書かれた仕様が複雑なコードを読み解かなければいけない機会が多いので、コードリーディングのスキルが身につきました。コードが書かれた当時のことを知っているエンジニアがほとんどいないので、自力で読み解く必要があるんです。

そのためか、粘り強く馬力を持って推し進める力も身についたかな。課題をひとつひとつ分解して、ひとつひとつ解決していくには、根気やふんばりが必要です。そうやって切り開けば、noteの成長にも自分の成長にもつながります。

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ーー澁澤さんが一緒に働きたいと思うのは、どんなエンジニアですか?

年齢や経験値は関係なく前のめりな姿勢で、自分がやるべき仕事の前にどんな壁があっても楽しめるひとと一緒に仕事がしたいです。整備されていない環境でも、粘り強く課題を解決していけるような。結局、「つよいエンジニア」ってそういうことじゃないでしょうか。

ーー澁澤さん、ありがとうございました!

居心地のよさを抜け出し、共感できるプロダクトと成長をもとめてピースオブケイクに転職した澁澤さん。彼がそこで出会ったのは、技術だけでなくどんな課題もたのしんで解決するしなやかさも持ち合わせた、つよいエンジニアたちでした。

ピースオブケイクでは、引き続きエンジニアを募集しています。少しでもご興味をお持ちいただけたら、こちらもぜひご覧ください。

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Text by 関矢 瑞季、Photo by 佐賀野 宇宙
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“だれもが創作をはじめ、続けられるようにする。“をミッションに、表現と創作の仕組みづくりをしています。note(ノート)では、クリエイターが各自のコンテンツを発表してファンと交流することを支援しています。cakes(ケイクス)は、cakes発のベストセラーを多数輩出しています。