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新しい環境で自分の居場所を確立する方法 #ピースオブケイク社員座談会

こんにちは。ピースオブケイク広報のキューです。

「主体的に動こう」「仕事は自分で作るもの」とよく言われますよね。でも新しい環境に入ってすぐのタイミングでは、右も左も分からず、つい受け身の仕事になりがち。その場に慣れることで精一杯になってしまった経験がある方も多いのではないでしょうか。

ピースオブケイクに入社してまもないわたしは、HR Leader の北上(2019年1月末入社)の tweet を見てびっくり。

彼女をはじめ「入社してすぐ主体的に動く社員が多い」状況にとても驚きました。なぜさらっとそんなことができるのか?
 

インフラエンジニア松崎(2019年1月入社、写真左)、HR Leader の北上(写真中央)、デザイナー川井田(2018年11月入社、写真右)の対談で、その謎に迫りました。

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北上:今日はよろしくお願いします!早速なんですが、川井田さんにお礼を言いたくて。

川井田:お、なんでしょう。

北上:わたしが入社してすぐ、川井田さんにサポートいただいたことがありました。「入社者の受け入れ手順」の概要を全体ミーティングで報告したときです。

入社予定者が対応すべきことに「名刺の発注を申請する」項目があると聞いた川井田さんが「名刺の完成イメージがあった方が分かりやすくないですか?」と言って、すぐに作ってくれたんです。その気遣いと仕事のスピードに感動しました。

川井田:そんなそんな。デザイナーとしてはあまり手間はかからないけど、北上さんの手間は目に見えて減らせそう。だから、やりたいと思ったんです。仕事以外でも大小問わず悩みを聞く機会は多くて「少ない時間で自分ができて他の人が楽になるもの」はできる限りやろうと意識しています。

北上:なんて素敵な心がけ。名刺の完成イメージがあるおかげで、説明の手間がはぶけて本当に助かっています。入社へのワクワク感も出るし。他にも川井田さんが人との関わりで意識していることはありますか?

川井田:できるだけ多くの人と気軽に相談したり、意見を聞けたりする関係づくりに努めてます。たとえば入社して間もない頃って、なにが求められているのか見極めに時間がかかりますよね。相談を受けたことから手をつけた方が、解決すべき問題を考えやすいんです。

「相談しにくいデザイナー」よりも「一緒に問題解決してくれる人」と思われた方が雰囲気も良くなって情報がたくさん集まる。表面化した要望がなくてもこちらが先回りして、たくさんのことを改善できるんです。わたしはブランディングを専門にしていきたいけど、ブランディングはデザイナーだけでは絶対無理なので。

北上:川井田さんは2018年11月入社ですが、もうずっと前からいる社員のようでついつい頼ってしまいます。そうやってみんなの困りごとを解決してきた実績の積み重ねなんですね。松崎さんは、入社後に周囲との関わりで工夫したことってありますか?

松崎:業務に関係ない人とのコミュニケーションを意識的にとって、接点を持つようにしてます。社内の部活も色々参加していて、写真、YouTuber、映画、サウナ…焚き火部にも入ってます。あとは普通にオフィスで話しかけに行くとか。考えてみたら、川井田さんとも業務の関わりはゼロだし。

川井田:たしかに、言われてみればそうだね。

北上:意外!すごく仲の良いイメージがありました。松崎さんもそうですけど、ピースオブケイクは自分から話しかけに行くタイプのエンジニアが多いですよね。

松崎:コミュニケーションはかなり大事ですよね。普段の雑談ができないと仕事の話なんてできないから。以前働いていたゲーム会社で、アクセス解析の基盤を作る過程で痛感したんです。

当時好調だったタイトルの精細なデータを取る方針になって、入社間もない自分が基盤チームにアサインされました。新入りがやってきて「このツールを入れて欲しい」と現場に社内交渉をする。最初は怪しまれましたよ。雑談を通じて仲良くなりながら、なぜデータの収集が必要なのか?を根気よくプレゼンしていきました。

北上:エンジニアがそこの交渉も担うんですね。松崎さんも自分で仕事を見つけて居場所を作っている印象があります。

松崎:それは嬉しいな。ぼくが入社するまでピースオブケイクにはインフラエンジニアがいなかったから、巻き取るべき仕事はたくさんあるんです。


周囲の言動に注意を向け、自分がやれることはすぐ手をあげる

北上:これは2人に聞きたいんですけど、仕事はどうやって見つけているんですか?

松崎:ぼくの場合、まずはCTOの今(こん)に「何かやることないですか?」と聞く。これは基本ですよね。「ない」と言われたら、Slackをさかのぼって、今の書き込みを読み返すんです。これは実装した方がいいな、とか、ここを変えたいとか。まずはその要望を片っ端から対応するようにしていました。

いまは「インフラの開発は、こんなことをやっています」とエンジニアSlackで報告していたら、メンションが来るようになってきました。メンションがきたものを自分で優先順位と期限を決めて、こなしているような感じですね。自己マネジメントが大事。

川井田:わたしも近いかな。いまはありがたいことにいろんな相談が来るんですよ。

北上:すごい。それはなぜなんでしょうか?

川井田:「デザイナーにはなにを相談したらいいんだろう?」って分からない人も多いですよね。軽くでもなにか相談が来たら、すぐに1案目を提示するようにしています。そこからやり取りする過程で、具体性を持たせたもう一歩踏み込んだ相談ができるようになるんです。たとえば最初に話していた北上さんの「名刺の完成イメージを作る」も、同じような例かもしれません。

北上:そうか。わたしが話した内容から読み取ってくださったんですね。そもそも2人が最初にした仕事も「よく入社直後で任せたな」と感じるものでした。たとえば川井田さんが入社早々に作成された、新デザインの名刺。みんなすごく気に入っていて、社外でも大好評です。

川井田:ありがとうございます。反響が多くて、とても嬉しいです。せっかくコストを使って名刺を印刷するんだったら、少しでも印象に残ってもらった方が配る意味もあると思って、いまのような変形名刺を作りました。

北上:名刺って毎日使うものだし、人目にもよく触れるものですよね。作ることにプレッシャーはなかったんですか?

川井田:名刺はデザイナーにとって着手しやすいものなんですよ。「名刺入れにおさまるサイズ」「紙っぽい素材」「名前を伝える用途」と要素が少ないから。会社やサービスに対する自分の理解も深まり、みんなと仕事を進めるプロセスもわかる。ピースオブケイクのブランディングを考える1歩目には最適だと思いました。


入社直後のミッションで意識したのは、みんなが使うときの「気持ち」

北上:そもそも、なぜ入社直後の川井田さんが手がけることになったんですか?

川井田:わたしが入社した2018年11月は、翌月にオフィスを移転することが決まっていました。住所が変わるから、名刺も刷り直さなきゃいけない。はじめは「新しい名刺のデザインをお願いしたい」と頼まれたんです。でもせっかくならと、既存のものをベースにした無難なものから攻めたものまでいくつかの案を出しました。

北上:ガラッと変わったのは、川井田さんの発案だったんですね。

川井田:入社したばかりで求められているものが分からなかったので、どんな反応があるかな…と思っていました。でも、壁に張り出してみんなの意見をもらうと新しく作った案が票を集めました。想像以上に好評だったと記憶しています。

川井田:提出した案は、早い段階から実寸で名刺のモックアップを作りました。より実物に近いものを見て検討できるようにしたのも、地味に効いたのかもしれません。

北上:当時はわたしも松崎さんもまだ入社前でしたね。決定までは大変でしたか?

川井田:微妙な差異まで検討したものを含めると、全部で30〜40案くらい作成しました。noteでも製作過程を公開していますが、社員みんなに投票してもらったり意見をもらったりして最終的には3案まで絞り込みました。深津さんから「名刺は最悪元に戻せるから、ちょっと攻めた冒険をしても良い」という言葉をもらったことも決め手になり、みんなから票数の多かったいまの形になりました。

北上:投票、盛り上がりそうですね!やってみたかった。

川井田:他にもいろいろと社員投票はやっているけど、名刺総選挙が一番投票数が多かったですね。自分が持ち歩くものだから、みんなの関心も高くて。

北上:みんなの関心が高いといえば、松崎さんも入社直後に手がけたのが「10面ディスプレイの制御設計」。オフィスのみんなが見ている場所で、雰囲気も左右するものですよね。

松崎:入社前に新オフィスへ遊びに行ったら、加藤さんから「後ろ見てよ、10面ディスプレイがあるでしょ。ちゃんと活用していきたいから、制御をお願い」と言われたのがキッカケでした。

北上:こういう情報やデータを表示させたい、とかオーダーもあったんですか?

川井田:最初は制御だけできている状態で、特になにも出ていなかったよね?

松崎:みんなが自由に好きな画面を表示させて設計しやすいように、デスクトップアプリ開発のフレームワーク「Electron」を採用しました。最初はほかの案もアドバイスされて迷っていたんですが、10面をフル活用して色々なサイトを表示させるには最適だと判断したんです。最初はディスプレイに接続しているデバイスで操作しないと、画面を変更できませんでした。いまはSlackにコマンドを与えてURLを張ると、好きな画面が出せるようになっています。カンタンにいじれないと誰も使わなくなってしまう。それだけは避けたいと思っていました。

川井田:季節ごとに画面を切り替えて、みんな工夫して楽しんでるよね。クリスマスはサンタを表示させたり、正月は鏡餅を出したり。

北上:わーーーいいですね。これからも楽しみ!ピースオブケイクの社員みんなが進んで仕事をつくる文化はこれからも続いていきそうですね。今後組織が大きくなっていっても、大切にしたい強みだなと思っています。

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【写真右】北上 あい(きたかみ あい)
HR Leader/新卒採用のコンサルティングを行うベンチャー企業でSNSの運用を一任される。DMM.comグループにて研修チームの立ち上げを経験し、新卒研修や人事システムの導入、自社制作アニメの広報を担当。その後、株式会社エイチームで中途採用を担当。ピースオブケイクには2019年1月に入社し、人事領域全般を担当している

【写真中央】川井田 好應(かわいだ よしたか)
デザイナー/レコード会社や広告代理店でのデザイナー経験を経て、フリーランスデザイナーとしてベルリンを拠点に活動。ベルリンではプログラマーの弟と複数のコワーキングスペースを利用し、多数のハッカソンに参加する中で、スタートアップの世界やUI/UXデザインへの強い興味を持つ。その後再び東京に戻り、クリエイティブエージェンシーでのデザイナーを経て、2018年11月にピースオブケイク入社。「独特のクリーンな世界観を保ちながら急成長を果たしているnote」から学べることが多いと感じたと語る。noteのカイゼンチームに所属しながら、グラフィックデザイナーの経験を生かしてブランディング面からの改善を実行中。

【写真左】松崎 啓治(まつざき けいじ)
インフラエンジニア/2008年からドワンゴでニコニコチャンネルローンチ、社内動画配信サービス開発にかかわる。その後、米系スタートアップ企業やゲーム開発会社での基盤設計を経て、2014年にfreee入社。会計freeeや人事労務freeeのインフラ、会計freeeのアプリ開発に携わる。人に気づきを与えたり、行動変化を後押ししたり、多彩なコンテンツを抱えるnoteに関心を抱き、2019年1月にピースオブケイク入社。noteでのインフラストラクチャーの設計・保守、アプリケーションの修正を担当している。


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株式会社ピースオブケイク

“だれもが創作をはじめ、続けられるようにする。“をミッションに、表現と創作の仕組みづくりをしています。note(ノート)では、クリエイターが各自のコンテンツを発表してファンと交流することを支援しています。cakes(ケイクス)は、cakes発のベストセラーを多数輩出しています。

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